もっと自由にもっと素直に

アラフィフでこんな気持ちになるなんて、思いもよらなかった…気持ちを整理するために綴っています。

晦日月 中吉 梅干しと私

梅干しを漬けています。

人生初です。


田舎の祖母が漬けている姿を今でも覚えています。瓶の上に赤紫蘇をいっぱい広げて。


その頃は梅干しが嫌いで、、

田舎のは酸っぱくてとてもじゃないけれど子どもの口には無理でした。今は甘味のある食べやすいのが沢山出ていますしね。




お友だちの娘さんが梯子をかけて一生懸命収穫した物を分けてくださいました。


去年お友だちが亡くなって、今までは彼女がしていた事をまだ若いお嬢さんが受け継いでいると思うと、大切に扱わなければ…と胸が熱くなりました。




今まで彼女が収穫した梅で、梅酒と梅ジャム、梅シロップまでは作った事があり、今年は梅酒(さすがお酒好き!!)とほぼ決めていて、洗ってヘタを楊枝で取ったりと、下拵えまでは済んでいました。



これは何かのタイミングでしょうかね。

ふと、"梅干しのポタポタ漬け"のレシピが目に飛び込んできました。


「やってみたい♫」

心が弾んで、それからはレシピに従い、

塩漬け5日→天日干し3日間(その間赤紫蘇を塩揉み→酢で発色後冷凍)→瓶に漬け込む…と、漸くここまで辿り着きました。


雨の多いこの時季に天日干し3日間をどこに組み込むかも悩みどころでした。



梅の収穫時期と雨降りの関係も不思議だなと思いました。


〜梅の実が熟す頃に降る雨だから「梅雨」と呼ばれるようになった説があるそうです〜




梅を頂いてから2週間以上経ちました。

完熟で頂いたなら工程も早かったのですが、青梅だったのでそれをまず黄色くなるまで置くと言う、ひと手間もありました。



そして大事に大事に作り上げて、今日、瓶の蓋をしました。ホッ!




ところでいつ食べられるのかな?とレシピの備考欄を見たら…\(( °ω° ))/


早くて6ヶ月後。。

味が染みてなかったら1年置いてもいいでしょう!ニコッ


なんて呑気な事が書かれていました。。


えっすぐ食べられないんだ⁉︎

あっそっか、梅酒もだ。でも梅酒は早くて3ヶ月もすれば良かったような。



これは何かのお告げかしら?


半年寝かしてみよう。

いや1年なのか。


私の今の気持ちを梅干しに託してみなさい!なんて?


漬け込んだらこの気持ちはどうなってゆくのかしら。


梅たちとにらめっこしながらこのまま冬を迎えるのかもしれないです。

半年後の梅干しの味。

楽しみです。


そのレシピの補足にこんな事も。


味の乗りが悪かったり皮がかたかったりしたら、もう1年待って干し直して。

何年かかけて仕上げてもいいのです。せっかく作ったものですから、決して諦めないで。すぐに結果は出なくとも、その分おいしく仕上がったときの喜びは格別です。





※飛田和緒さんのレシピを引用させていただきました。

×

非ログインユーザーとして返信する