夕月 大吉 その⑥
『今なら少し話せる』
と彼からメールが来てからの続き。
安定の酔っぱらい状態。
"何杯くらい飲んだの?"
"10杯くらい"
すごい!!
"最初はビールその後ハイボール?"
"そうだね"
"自分で作るの?"
"作ってもらった。"
奥さんにかな?と思ったら…
"外だから"
"お店の女の子にかな?笑"
"女の子は気を使うね"
"ねぇ、風ちゃん!俺の事好きなの?"
"えっ?"
"俺の事好きなの?"
答えられない…
"黙るよね?"
"いつも言いたい事言わないよね?"
"うちの子と一緒だ"
"どうして(お子さんは)言わないのかな?"
"言えないんじゃない?"
"チャンスは逃しちゃダメだよ!"
"今チャンスだったよ!!"
"私はね、本当に大丈夫ってわからないと何も言えないの。。"
と弱い胸の内を告白しました。
"ストレートだけを狙ってもダメだよ〜"
スポーツに例えてますね。
"私〇〇(スポーツ)苦手だから"
とごまかしてしまった。。
またドSで言ってくる!!
"俺と◯◯◯◯したいの?"
"ねぇ俺としたいの?"
小声で
"色々考えたんだけど、何されても好きみたい"
"俺と◯◯したい?"
声を絞り出して、
"したいー"
"でも、挫けたの"
"何度か誘ったけど断られたでしょ"
"それはタイミングが合わなかったから"
"普通、普通って言うのかな?
別の日を提案したりするでしょ?
それもなかったでしょ、だから挫けたの"
"挫けちゃったの?"
その後、私の気持ちが少し伝わったのか、落ち着いて話をしました。
時間があれば毎日、お子さんの練習の相手をしているそう。
コーチをしているスポーツの。
"特訓しているみたい。"と言う彼。
割と熱血みたいから想像できます。
"お子さんはポケモン好き?電車好き?"
"小さい頃の記憶がない"
少し後悔してる感じで。
"今は仲良し"
"いいね"
"◯◯◯には飲みに行ってるの?"
デートしていた彼の得意の街。
"今は近所にしか行かない"
コロナだしね。
"オリンピックのチケットどうした?"
"保留"
"やらないんじゃない?"
とか弱気の彼。
当選してあんなに楽しみにしていたのに。
"電話ありがとう!楽しかったよ!"
"じゃあね"
"じゃあね。おやすみなさい。"
30分くらい話していました。
終わった時間を見ると、
ちょうど 夜中1時近くで驚きました。
そして、この頃から、
時計や車のナンバーを気にするようになり、パッと見ると、
時間は4:44 22:22 11:11 17:17 23:23
ナンバーは777 8888 1111 2222 6666
だったり、
彼の誕生日や彼と会った日付だったり、
そんな偶然がたくさん起こり始めていました。
不思議で、何かが起こり始めているような気がしました。